3Dスキャナ―活用事例
医療・ヘルスケア
歯科治療における顔の3Dスキャン
3Dスキャナーの活用事例
医療・ヘルスケア
歯科治療における顔の3Dスキャン
インプラント製作現場における課題
インプラントの製作において、患者の口腔内組織にいかにマッチし嚙み合わせのずれをなくすかだけではなく、患者本人が新たに歯を入れた状態で表情を作った際に外見上の違和感を感じず納得して治療を終えることができるかも重要な視点です。
しかし、従来の歯型を取り製作していく方法では、治療段階で最終的な顔の雰囲気まではイメージできず、思っていたより歯が小さかったなど患者自身が外見上の違和感を持ってしまうこともあるかもしれません。
3Dスキャナーを活用することで、このような問題が解決できます。
3Dスキャナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
3Dスキャナーの活用
3Dスキャナーは顔をスキャンすることもできます。
例えば、歯を入れる前に3Dスキャナーによって笑った顔をスキャンしておき、データ上で様々な形状の歯を入れてシミュレーションをすることが可能です。
あらかじめ出来栄えなどを患者と共有することもできるため、患者自身も自分の新しい笑顔に満足した状態で次に進めます。
※口腔内の3Dスキャンには口腔内専用の3Dスキャナーが用いられます。
Artec 3D社製3Dスキャナーは口元の3Dスキャンが可能なため施術後のイメージを確認した治療に貢献できます。
また、3Dスキャナーを使用することにより、以下のようなメリットがあります。
ストレスフリー
弊社で取り扱う3Dスキャナーは患者自身に触れることなくスキャンすることができるため、スキャン中の患者のストレスを最小限に抑えることができます。
リアル
3Dスキャナーは、対象物に光を照射し跳ね返ってきた光をもとに形状を取得するため、対象物との形状の誤差が少なく、リアリティのある3Dデータを作成可能です。
簡単/短時間
顔の3Dスキャンが2分ほど、3Dデータ編集が15分ほどででき、非常に短時間で簡単に顔の3Dデータが作成可能です。
治療後の顔をイメージしやすくなる
顔を3Dスキャンして3Dデータ化することで、実際に歯を入れたときの顔のイメージを360度あらゆる方向から確認することができます。
これにより、従来のインプラント治療方法より治療後の顔をイメージしやすくなります。
まとめ
3Dスキャナーを使うことで、インプラント製作現場において歯のみではなく顔を見た治療が可能になります。
これにより、従来のインプラント治療方法よりも患者が最終的に満足した形で治療を終えられるようになります。